整理屋、紹介屋、闇金融

悪質な違法業者

総量規制などで借入審査が厳格化し、正規の金融業者からのキャッシングが難しくなってしまいましまた。そしてこういったキャッシング難民を狙った様々な業者も増加しています。

たとえば、借金を整理を持ち掛けて接近し、手数料を巻き上げようとする整理屋、自分ではお金を貸さず他のローン会社を紹介して高額な手数料を請求する紹介屋、クレジットカードなどえ電化製品などを購入させて安く引き取る買取屋などです。

悪質業者は、繁華街にある電柱や電話ボックス、あるいはインターネット広告などを利用して、多重債務者を誘うような広告を出しています。また、多重債務で生活が困窮している人の自宅にDMを送りつけてくることもあります。

こういった業者と関わると、借金が増えることはあっても減ることは決してありません。手を出すまでに今一度熟考する必要があります。

整理屋の手口

整理屋と呼称される業者が存在します。借金で苦しんでいる人に「借金を整理してあげよう」と言って近づき、更にお金を毟り取ろうとするのです。整理屋に引っかかると借金が整理されるどころか、更に膨れ上がってしまうことになりかねません。ですから整理屋に借金の整理を依頼してはいけません。

そもそも弁護士資格を持たない人が報酬を受け取って借金の整理を請け負うことは法律で禁止されています。このような法律に違反している整理屋に借金整理を依頼しても、高い手数料を払わされた挙句、より大きな借金を背負わされることになるのです。

紹介屋の手口

紹介屋というのは、すでに多額の借金があってこれ以上はなかなか貸金業者もお金を貸してくれないような状態の人に近づいて、そんな状態でも新たに融資してくれる業者を紹介します。紹介屋は業者を紹介する代わりに、新たに借りたお金の何割かを紹介料として受け取ります。紹介料は借りた金額の25%〜40%程度というのが相場のようです。

このため、たとえ紹介屋が貸金業者を紹介してくれたとしても、借りたお金の多くを紹介料として取られてしまいますので、本人が受け取る金額はかなり少なくなってしまいます。紹介屋はあたかも自分が頼んであげたから借りることが出来たかのように言いますが、実際は単に審査の甘い業者を教えているだけという場合が多いようです。

闇金融とは

バブル崩壊後、まともな金融会社からお金を借り入れ出来ない人の増加と比例して、ヤミ金と呼称される裏金融業者が増えてきました。ヤミ金とは出資法で定められた上限金利(年18.0%)を超える高い金利でお金を貸す貸金業者です。

一般的にサラ金は罰則のない利息制限法の上限金利を超える金利をつけていますが、ヤミ金は「三年以下の懲役または300万円以下の罰則」という罰則のある出資法の上限金利にさえ違反しているのです。たとえばトイチといって10日に一割の利息をとったり、トサンといって10日で三割の利息をとります。

更に最近ではもっと高くなって一日で一割の利息をとるヤミ金も出てきました。ただ、ヤミ金からお金を借りる契約をしても、金利が出資法に違反していますので契約自体が無効となります。したがって利息は一円も払う必要がありませんし、借金(元本)自体も返す必要もないのです。

もしすでに返済した分があれば、それは全額返してもらうことも可能です。しかし、最近のヤミ金は手口が巧妙になっていますので注意が必要です。

DMを送って借金を誘うのみでなく、担保として手形や小切手を振り出させたり、年金証書や銀行の預金通帳を預かったり、クルマや家具のリース契約を装ってお金を貸したりするケースも目立ってきました。ヤミ金からは絶対にお金を借りないように注意をしましょう。もしも、借金の契約が出資法に違反していると気付いたら、直ぐに弁護士や警察に相談しましょう。