金融

デビッドカードとは

デビッドカードとは、銀行の発行するキャッシュカードで買い物が出来るサービスです。

クレジットカードと似ていますが、クレジットカードでは引落まで約一ヶ月の猶予期間がありますが、デビットカードは銀行口座から瞬時に引き落とされますので、預金の金額内であれば何度でも買い物が可能になります。

但し、預金の残高がなくなると利用が出来なくなりますので、この辺りがクレジットカードとの違いになります。

世界的に見れば欧米ではクレジットカードと同程度の利用者がいますが、日本では昨今徐々に普及はしているものの、まだまだそこまで浸透していないのが現状です。

デビッドカードはクレジットカードのような審査も不要であることから、クレジットカードが持てない世代(18歳未満)や、事情があってクレジットカードの審査に通れないような方に利用者が多く、WEBサイトでの利用代金支払いなどにも利用できることから、一部で人気を誇っています。

偽造

ICカードの導入

ICカードの導入に最も熱心なのが銀行とクレジットカードを発行する信販会社です。カード業界の取り組みが早いのはICカードが不正防止対策に抜群の効果を発揮するのが理由です。特に同業界は昨今、カード犯罪の増加に苛まれていました。

我が国のクレジットカード不正使用による被害額は350億円近くにも上っていたのです。そのうち、カード偽造による被害は約半分の170億円で、この被害は年々増加する一方で、その対策が命題とされていたのです。

このためカード各社は偽造防止対策をすべく、偽造が不可能なICカードこそ切り札だと確信し、予定を繰り上げて導入を図ってきました。最も早く導入したのは銀行系カード会社の三井住友カードとトヨタファイナンスで、それぞれ磁気ストライプカードに代わりICカードの送付を始めています。続いてUCカードとJCBがそれぞれ発行を開始しました。

次に流通系や信販系も2002年頃から参入を本格化しました。もっともカード会社の間でICカードに熱心な会社とそうでない会社が存在したりもします。銀行系カード会社は率先してICカードに切り替えましたが、流通系や信販系各社はそれほどでもありませんでした。

理由は設備投資の額が膨大でその割にはメリットが少ないからです。カード犯罪(偽造)は限度額の高いゴールドカードが多く、ゴールドカードを数多く発行する銀行系各社に被害が集中するという事態でもあったからです。逆にいうとゴールドカードの比率の比較信販系や流通系とすれば、ICカードへの移行はそれほど焦る必要もなかったわけです。